スリープ機能2007/02/09 00:00

XPからの仕様変更の一つに標準の電源オフ操作が、シャットダウンではなくスリープモードになるというものがあります。つまり基本的に、スタートメニューの電源マーク(○に縦線が入っている印)を押すと、シャットダウンやログオフではなくノートブックPCで使われているリジューム機能に近い状態になるわけでして。

実際テスト環境にRC1を突っ込んだときも、売り文句どおりに動作してて便利だなぁと思ってたんですけども、今回組んだマシンでスリープを実行すると、どうも勝手に起動してしまいます。BIOSのPowerManagementあたりで、WakeUPに関係しそうなところを全部Disableにしても駄目だし、またUSBマウスあたりの動作で復帰してるのかと、ここらへんの話をやってみたりとかしたんですが、どうにも不定期に起動してしまいます。んで、ググってみたらこんな話が。

使用しているマザーといい、ウチとかなり似通った環境で現象も同じ話。結果まったく対処方法も一緒で、デバイスマネージャからMarvellのLANドライバのプロパティを開いて、ウェイクアップのところをDisableにして解決しました(シャットダウン~のは最初からオフだった)。たぶんここらへんは、ネットワークに繋がっている他の機器次第なところがあると思うので、同じ設定になってても現象が出る人と出ない人がいるかもしれません。ただこの設定は、LAN経由でマシンの起動をかけなければ必要がないので、切っておいたほうが無難かなと。

んで、この情報を探している途中で、こんなのを見つけました。

まぁ出始めで不具合あるのは、ある程度はしょうがないにしても回避策が、

  • Windows エクスプローラが応答しない場合 → Windows エクスプローラを再起動
  • システムが応答しない場合 → コンピュータを再起動

ってのは、いかがなものかと…現象から読むと、CDやDVDメディアをドライブにさしっぱなしでスリープに入り、その復帰直後に出るような話なんだから、あらかじめメディアを抜くとか、復帰後にマウントしなおすようにとか、時間をおいてからアクセスするとかっていうことじゃ駄目なんですかね?っていうか書いてあるコレ、回避策じゃないだろ。

とまぁ、ちょっと難がありますが、まともに動けばかなり便利です。一瞬で待機状態からデスクトップに復帰しますんで。これにタブレットで手書きが出来るWindowsJournalと組み合わせると、PC上でメモ取るのも簡単に出来たりとか、ちょっとWebでの調べ物やメールのチェックなども手軽に出来る感じで結構便利でないかと。

というか、コレになれると、XPよりも速い起動でもトロく感じるという状態に。