往年の名機2006/05/01 17:30

↑X68030ほぼ一式。

この連休中に、前々から欲しい言ってた人がはるばる日本海側から取りに来るので起動試験を。見てのとおりモニタ込みで稼動しました。

この機体、CPUはNetBSDを動かす為(正確にはX Windowを動かす為)に、ECじゃない030を、どうみてもSUNかMacからはがしたとしか思えない中古を購入し、ソケット作るのもめんどいからと、直にピン折りしたものを取り付けてあります。そしてHDDは、2.5インチ200MBのSCSIを内蔵に、もちろん高速演算から増設メモリまで付けられるオプションは一通り入ってます。

しかしまぁ、mintとか使い方忘れてるし、SX-Windowもなにがなんだか状態に。SRAMの中身が初期化されてて、メモリが4MBの標準状態だったのですが、Switchコマンドも忘れてて、設定するのに一苦労してたり。

中のデータを今使っている環境と連携とろうにも、Ethernetがないんですよね。MOドライブも一台まだ外付けのSCSI品があったはずですが、ちょっと行方不明なもので、3.5インチFDDでちょっと抜きたいデータを移動したり。こうしてみると、やはりネットワークに繋がらないPCというものは、今となっては非常に不便なものだなぁっと(たしかどこかが、ISAのNE2000互換NICを実装させるボードを作ってた気がしますけど)。

ちょっといじって、昔描いてたメインツールである、Z'sSTAFFやMatierなどを起動させてみましたが、操作が分からない分からない。GUIベースのプラットフォームでなく、CUIベースのOSから起動するアプリなものですから、操作系統が独特で、今ではかなり違和感を感じました。昔はあれほどなじんでいたものなのに、今ではまったく異質なものみたいに。これは自分が退化したと捉えるものなのか、それともWindowsのようなGUIベースの基本操作が確立された環境が、いかに使いやすいということかを実感するべきか。

なんにしても、これが時代の流れなのかなぁっと。そう、例えるならば、タイムカプセルを開けた、そんな気分に。

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