無限大の書庫2006/02/03 20:52

世の中に紙の書類のなかりせば(PC Watch 山田祥平のRe:config.sysより)

最近、久しぶりにSF小説を買って読んでいるのですが、そのときに少し思ったことに通じるなと。

自分なんかは、気に入った本は、いつまでも手元に置いておきたい性質なものですが、そんなこと言ってると、物理的な限界がいつかはくるわけで。しかし捨ててしまうと、今の出版の仕組みからしたら、一度手放してしまった本が、後日必ず手に入るとは限らないわけで(国会図書館に見に行くという手もありますが)。

たとえばですが、今読んでいる本を、ざっくりと電子化してみるとどうなるか。1ページあたり1行40文字で18行、そして総ページ数687ページとして計算してみると…

40(文字)*18(行)*2(1文字=2バイト)*687(ページ)=989,280バイト≒966KB

680ページの文庫本となると、厚さ3cmほどになるのですが、ちょっと乱暴ですけども、↑のように計算すると1MB未満に。CDに書き出したとしても、700冊以上が一枚のメディアに入ってしまう計算に。

しかし電子文庫、たまに話題にでますけども、まだまだ一般的とはちょっと言えない感じ。ビューアは専用端末が出たり、PDAなどにソフトがバンドルされているようですけども、やはり既存の流通や、端末の普及度が問題になっているのか。

それならばと、手持ちのものを電子化しようと、↑の記事のようなドキュメントスキャナを利用するにしても、やはり記事中でも問題にしてますが、本を解体しないといけないってのは、手間もさることながら、自分もこれは勘弁して欲しいなぁ。

それにしても、いずれは本も、メモリーカードや、ネットワークでダウンロードという形で販売されるのが一般的になるのか、それとも今現在と大差なく、電子書籍はニッチにとどまり、紙媒体による流通が主流のままになるのか。

なんにしても今は、端末が普及しなきゃ電子書籍が出てこない、電子書籍が出てこなきゃ、端末が出てこない、という「鶏が先か、卵が先か」の状態になってるようにも思えますので、デジタル放送のように、無理やりにでも普及させるような手法をとらなければ、おそらく後者の状態のままゆるゆると行くような気がしないでもなく。

電子書籍が主流になれば、概算ですけども、容量的には、数百冊分を個人で所有するには、もはや問題にならないレベルですから、それこそ「無限大の書庫」を個人で所有することも夢ではなくなるのですが…。

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